第2章 →五円チョコほど素敵なものはない
「おい総悟、1つ忘れてるぞ」
土方さんが沖田さんに言う。
みんな頭の上にハテナマーク。
「マヨネーズを忘れてっぞ」
そう言い放った土方さんはカレーにたくさんのマヨネーズを盛った。
『ちょ、何するんですかァァァ!!』
もはやカレーでは無くなったカレーを見ながら土方さんを怒鳴る。
「何って隠し味に決まってんだろ。」
『隠し味だけど量ゥゥゥ!!量がハンパなく違うからァァァ!!』
「ほんとでさァ。せっかくカレーを激辛にしたのに意味がねぇでさァ。」
『おぃぃぃ!!ちょ、え?変なタイミングでカミングアウトしたよコイツゥゥゥ!!』
「トシィィィ、安岐ちゃんが反抗期ィィィ!!」
「ちげーだろ。」
あぁー、頭クラクラする。
早く出てってくんないかな
「安岐ちゃん大丈夫?」
「ザキリン…」
ザキ、君だけだよ心配してくれる奴は。
好き、好きだよォォォォ!!
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