第2章 →五円チョコほど素敵なものはない
沖田さん助けてくんねーかな。
そんな甘い期待を抱き沖田さんの方をチラッと見てみる。
悪魔だ。そこには悪魔がいた。
ニタッと笑ってきたかと思うとバズーカを取り出しこちらに向けている。
『あっ、あの、山崎さん?』
「何っ!?」
威圧な声でそんな言われましても。
後ろ見てよ、ほんと。何なの?あれかな?ドリフタ○ズのあれを言ってほしいというサインなの?
『志村後ろ!!志村後ろ!!』
期待におこたえして
子供客ばりに叫んでみたものの
「ちゃんとはなし聞こうね?」
『あ、ちぃす』
うん、ダメだった。
むしろ逆上させちまった。
無理だね、大人しくバズーカでうたれよう。
グッバイ、あたしの髪の毛。
はじめまして、アフロ