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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第8章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない Ⅱ**


先生が私の首筋に唇を押しつけ、そのまま強く吸い上げた。
ちりっとした小さな痛みが走る。



「……ぁ……」



さっき、いっぱい気持ちよくなったのに。
なんか身体がへん。

お腹のずっと奥が、まだむずむずする。
じっとしていられなくて、脚をすり合わせてしまう。



「なに? 、足りない?」

「ぁ、ちが……っ」

「僕のでごしごししたら、それ治るよ」



それって──。


肩を引かれて、ごろんとまた仰向けにされた。
胸の下までめくれ上がったTシャツの上から、胸の先を指で弾かれる。



「ひゃぁ……っ」

「、どうする?」



どうするって。

先生といつかこうなれたらって。
ずっと、何度も夢見てた。

先生としたい。

だけど、本当にそうなるって思ったら、怖い。

初めてだし。
最初は痛いって聞くし。
ちゃんとできるのかな。


それに、先生はどんな気持ちで私に触れてるんだろう。

私のこと、特別だって思ってる?
それとも、他の女の人たちと同じ?

先生の気持ち、何もわからないまましてもいいの?


……ううん。
わからないのは、先生のことだけじゃない。

私は?

先生のことは、今だって好き。

なのに、伏黒くんのこと、こんな時まで考えてるのはどうして?


先生としたい。
したい、けど。


私、どうしたいんだろう――。



「……? どうかした?」



頬にかかっていた私の髪を、先生がそっと耳にかける。



「……ん?」



その途中で、先生の動きが止まった。
さっきまで私を見ていた青い目が、別のところへ向いている。


その視線を追うように、私もそこに目を向けると。







「…………え?」







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