第8章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない Ⅱ**
え?
なに?
背中に、先生の身体が重なる。
すぐ後ろにいるのはわかるのに、何をしているのか全然見えない。
カチャカチャと金属が鳴る音がした。
続いて、シュルッと革が引き抜かれるような、布が擦れる音。
これ、ベルトを外す音だ。
え。
待って。嘘。
「せん、せ……っ?」
先生の方を振り向こうとした、その瞬間。
脚の間に指とは全然違う、熱くて硬いものが当てられた。
それが何なのか、いくら私でもわかる。
「擦るだけで済ませるから」
「えっ……ぁ、っ」
返事をする暇もなく、さっき達したばかりでまだトロトロに濡れているところを、先生のものが下から上へ滑った。
「っ……あぁ……っ、そこ、やぁ……っ!」
指とは全然違う。
大きくて、硬くて。
それが押し当てられて擦れるたびに、頭の中がまた快感でいっぱいになっていく。
「あっ、あっ、あっ……っ、や……ん、っく……!」
逃げようと腰を浮かせても、上から押さえ込まれていて動けない。
むしろ動いたせいで、外の敏感な突起まで擦り付けられてしまう。
「ふ、ぁ……ぅ……せ、んせ……っ」
「……っ、これ、やばいかも」
先生が私の首筋に顔を埋めると、熱い吐息が直接肌にかかった。
先生、息乱れてる。
先生も気持ちいいのかな。
そう思ったら、さらに下腹部がキュンと疼いた。
「も気持ちいい? どんどんぬるぬるしてくる」
「ぁ、ひ、やっ……そん、なこと……っ!」
「ほんと……中、入れたくなっちゃう」
その言葉と一緒に、私のナカへ押し入ってこようとするみたいに、ぐりぐりと押し付けられる。
「っ……!」
や、これ。
あと少し力を入れられたら、本当に入っちゃう。