第8章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない Ⅱ**
「へっ、あ、な、なにっ……!」
「のきもちいいとこ。ここ、すごくピクピクしてるよ」
くいっ、くいっと同じ場所を何度もなぞられるたびに、考えていたことが全部吹き飛んで、声が止まらなくなる。
「ひっ、ああっ! ぁ、んっ、せんせ、ぇっ!」
「いい声。、ここ気持ちいいんだね」
ぐちゅ、くちゅくちゅと水音もどんどん大きくなる。
抜いてほしかったはずなのに。
先生にそこをこすられるたびに、身体が勝手に揺れて、もっと欲しがるみたいに自分から腰を擦り付けてしまう。
「ああっ、くる、きちゃっ……あっ!」
「いいよ、いって」
もう一度、そこを強く押し上げられた。
目の前がチカチカして。
今度こそ、お腹の下に溜まっていた熱が一気に弾けた。
「ぁ、ああっ……せんせ、ぇ……っ!!」
自分でも聞いたことがないような高い声が出た。
ガクガクと身体が震えて、ナカにある先生の指をぎゅっと締め付けてしまう。
呼吸の仕方を忘れたみたいに、息ができない。
「……っ、ぁ……あ……、は……っ、ぅ……」
今の、なに。
いっちゃった、はずなのに。
あのきもちいいのが、全然おさまってくれない。
自分でするのとも。
さっき、外側を触られていたのとも全然違う。
身体の奥から、全部ひっくり返されたみたいだ。
「中でイッたのは初めてだった?」
声が出なくて、こくりと頷くことしかできない。
すると、先生はなぜか嬉しそうに目元を緩ませて、おでこに優しいキスを落とした。
「。もう少し、僕に付き合って」
「……ぇ?」
返事をするより早く、ころんと身体をひっくり返される。
気づけば、シーツに頬をつけたまま、うつ伏せになっていた。