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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第7章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない**


「……そ、そんなに見ないで」

「無理だろ……」



指を這わせて、胸の先を軽く弾く。



「んぅ……っ、ぁ……っ」



の手が、恥ずかしがるように胸元へ伸びてくる。
隠そうとするその手首を片手で掴んで、扉に縫い止めた。



「俺にそんな反応しといて、今さら隠すなよ」



顔を近づけると、の身体が強張る。



「……ふし、ぐろくん……」



呼び止めようとする声を無視して、先端に舌先を滑らせた。



「……っ、ぁ……っ!」



舌先で転がすたび、の声も呼吸も変わっていく。
口に含んでゆっくりと吸い上げると、は顎を上へ反らせて、途切れた息を零した。



「ぁ……っ、ん……それ、だめ……」



吸い付く力を少し強めると、俺のシャツを掴んでいた指に力が入る。

口ではダメと言うくせに。
目の前のは、それとはまるで違う反応をしていた。


首筋や胸元には、前につけた跡はもう消えている。

今度は簡単に消えないくらい。
あの人に上書きされる隙もないくらいに。


吸い付いていた場所から少しずらして、唇を押し当てる。
わざと軽く歯を立てて、強めに吸い上げた。



「……っ、はぅっ」



唇を離すと、白い肌にはっきりと赤い跡が残っていた。

……足りない。
一つじゃ、全然足りない。


鎖骨の下。
胸の膨らみの境目。

跡をつけるたびに、の身体が小刻みに跳ねた。



「……っ、ぁ……」



声を抑えようと、が必死に自分の唇を噛んでいる。


あの旅館の夜。
気持ちよさに耐えきれなくなって、俺の前で漏らした声。

……もう一回、聞きたい。


手首を押さえていた手を緩めると、行き場をなくしたの両手が俺の肩にすがりついてきた。


唇を落とす場所を徐々に下へ移していく。

胸の下から、みぞおちへ。
さらに、その下へ。
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