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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「爆豪、独占欲むき出しだな」
「かっちゃん、これは…、さすがにやりすぎだよ」
「うっせ…」

凪が返信を迷っている間に、メッセージ画面には小さく「既読」の文字がついていた。

「……あ、返事きた」
「え、何て?」
「〝理解した〟…だって」
「あーあ、心操君…。気の毒に…」
「ああいう何考えてんのか分かんねぇタイプが一番危ねぇからな」
「人使とはそんな人じゃないよ?」
「凪の警戒心のなさを心配しとんだ俺は」
「爆豪にもそんな一面があったんだな」
「普通だわ。俺もずっと構ってやれるほど暇じゃねぇんだよ、怪しいモンは芽のうちから潰す」
「ははっ、かっちゃんらしいけど、恋人ってなると大変だね」
「どういう意味だよ」
「ううん、何でもない。凪さんがかっちゃんといて幸せなら僕たちは何も言うことはないよ。ね、轟君」
「ああ。紹介してくれてありがとな」
「別に…、たまたまだわ」
「じゃあ僕たちはこれ以上はお邪魔だから先に行くね」
「おー、帰れ帰れ」
「もう、勝己。そんな風に言わなくてても。…緑谷君も轟君も、今日はありがとう。……また、現場とかで見かけたら気軽に声をかけてくれたら嬉しいな」
「うん、もちろんだよ」
「だからそういうとこ気をつけろ」
「…何が?」
「警戒心持てっつっとんだ」
「え?」
「まるで番犬だな、爆豪は」
「そうだね。…じゃ、かっちゃん、凪さん、あとはお二人でごゆっくり。……轟君、行こうか」
「ああ…。じゃあ、またな」
「……ン」
「今日はありがとう。おやすみなさい」
「じゃ、僕たちはこっちで」

出久は駐車場とは逆の通りを指した。轟も一瞬きょとんとした顔をしてから、すぐに察したように小さく頷く。気ィ利かせるならもっと上手くやれや…、そんな嫌味もグッと飲み込む。二人は手を振ってそそくさと去り、残ったのは俺と凪だけになった。急に周りの温度が下がり、静かになる。

「…帰ンぞ」
「…うん」

駐車場の入り口はもう目の前だった。並んで歩くわずな距離、触れた指先をそのまま逃がさないように捕まえた。凪は少し驚いた顔した後、体を寄せる。静かで梅雨明けの夜風が肌にまとわりついていた。

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