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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「……勝己」
「やっぱ格好いいな、かっちゃん」
「凪のこと、大事にしてるんだな…。爆豪の目が優しい」
「あ“ァ?おい轟…、何勝手に呼び捨てで呼んどんだ!?」
「ダメなのか?」
「空気読めや、そこは」
「悪い。ダメならいい…」
「いや、全然。大丈夫だよ。普通科でも職場でも男女関係なく呼び捨てだし。緑谷君も好きに呼んでね」
「うん、ありがとう」
「距離感バグってんの、どうにかしろや、無自覚能天気野郎」
「能天気か?」
「そこからかよ…」

呆れたように吐き捨てると、ちょうどそのタイミングで店員がフォンダンショコラとカフェラテを運んでくる。凪が来る前に頼んでいたものだ。

「それ、こっちで…」
「かしこまりました」

店員が凪の前に並べると、戸惑いながら俺を見る。

「私の?でも、頼んでないよ」
「…甘いモン好きだろ?」
「いいの?」

目がぱちりと見開かれている。けど、その目には確かに嬉しさも滲んでいた。

「別のも食いたかったら好きなだけ食え」
「嬉しい。ちょうど甘いものが食べたかったんだ」
「いつものことだろうが」
「えへへ。まぁ、そうだけど」

〝いただきます〟と手を合わせてフォークを手に取り、ガキみたいに表情をコロコロ変えながら嬉しそうに頬張る。

「ねぇ轟君、あれ、いつ頼んだんだろう。気付いてた?」
「いや、俺は気付かなかった」
「おい、お前ら、聞こえてんぞ」
「ごめんごめん、かっちゃんが女の子に優しくしてるのを見れるなんて」
「ンだよ、悪いんか…」
「いや、なんかこっちまで嬉しくてさ。僕たちに紹介してくれてありがとう」
「そういうのやめろ。たまたまだ…」
「爆豪の気まぐれってやつだな」
「あァ?」
「…でもさ、改めて思うけどさ…」

出久はグラスを握りしめて、少し間を置いてから低めの声で口を開く。

「凪さんの個性って、僕たちヒーローにとっても希望だよね」
「え、え?何?どうしたの?」
「だって、僕たちには命に直接触れることはできないからね」
「緑谷の言う通りだな。……俺たちは助けることはできても命を繋ぐことはできねぇからな」
「何、急にしんみりしとンだ…」
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