• テキストサイズ

(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「凪さんはさ、そんなすごい個性持ってるのに、どうしてヒーロー科を目指さなかったの?」
「それはね、色々理由があるんだよね」
「ヒーロー科も目指してたの?」
「うーん…。目指してたわけじゃない。というよりは、私の個性が出たのって、実は五歳になる前でさ、個人差の範囲だとは言われたんだけど、周りより遅かったんだよね。当時、引っ越しもあって環境が変わったのが原因かもしれないって先生も言ってたし…。安定して使えるようになったのも高校1年の半ばくらいだったの。だから元々ヒーロー科は選択肢になかったかな」
「それで普通科だったのか」
「うん。それに私、戦闘向きじゃないから。……運動神経が壊滅的に悪いの」
「だからか…」
「かっちゃん、理由も知ってるの?
「お前、救命チームの中で一番変な走り方してたからな」
「え、私…?」
「必死に走ってんのに遅ぇ奴がいて、あいつ何しとンだっつーのが凪の第一印象」
「そうか?俺は気にならなかったが」
「僕も…。何度か現場で見かけたこともあったけど、そんなイメージはなかったけどな」
「重心が不安定、足の運び方も雑、体の使い方、何も分かってねぇ走り方だかんな。戦闘能力がどうのこうのってレベルじゃねぇだろ」
「よく見てるんだな、爆豪は」
「普通だ」
「そっか…。私がよく転ぶ理由が分かった。勝己にもよく足元気をつけろって言われるんだよ」
「なんっもねぇところで躓くからな、こいつは」
「ははっ、口は悪いけど、さすがかっちゃん…」
「救命チームに怪我されんじゃ救える命も救えねぇだろが…」

そう言った後で、自分でも少しだけ言い過ぎたと気付いた。残り少なくなったグラスの中を一気に飲み干す。

/ 325ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp