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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


それから20分後、個室の扉の向こうが騒がしくなった。店員の声が〝こちらです〟と案内し、数回のノックの後、ゆっくりと暖簾が揺れる。

「すみません、遅くなりました…」

暖簾の隙間から顔を出して控えめな声で言う。緊張しているのか肩にかけたバッグの紐を押さえ、呼吸もまだ落ち着いていない。

「……勝己?」
「急に呼び出して悪かったな…。一応こいつらに紹介するから、座れや」
「…うん。……お邪魔、します」

俺の横に来ると、少しだけ躊躇ってからそっと腰を下ろした。いつもの凪の甘い香りが鼻をかすめる。

「ほんとに…来た」

出久は狐にでもつままれたって顔して、口がわずかに開いたまま固まっている。

「…ンだよその反応はよ」
「あ、いや、ごめん。何でもないです。あの、僕、かっちゃんの幼馴染で緑谷出久って言い…、いや、待ってかっちゃん…この人、もしかしてさ…」
「救命チームの…」
「そう!それ!それだよ轟君!」
「…今、こいつと付き合っとる」

二人ともすぐには何も言わなかった。まだ現実を飲みこめてないのか、驚きとの戸惑いが混ざったような沈黙が包む。凪はそんな二人の様子に、口元を手で押さえて笑うのを堪えている。

「で……いつから、二人は、付き合ってたの?」
「一ヶ月前」
「そっか…。いや、こう言う時、なんて言うのかな。…おめでとうかっちゃん、でいいんだよね?」
「よかったな、爆豪」
「っつーわけだから、俺ら帰るわ」
「え?もう!?」
「どうせ、てめぇら凪のこと根掘り葉掘り聞く気だろ?」
「それは…。うん。…凪さんの個性とかめちゃくちゃ気になります」
「クソナードが…」
「私はいいんだよ?ヒーローデクとヒーローショートに会えたんだもん。話してみたい」
「マジかよ」
「それにね、勝己。一つ確認なんだけど…」
「あ?」
「今夜ってね、私が勝己の車で運転して帰るの?」
「……免許持ってんだろ?」
「……持ってる。でも、勝己の車、運転したことないし、まだ交通量も多くて…、ちょっと自信ない」
「はァ!?」

凪が運転してるとこは一度も見たことはない。だけど、そんなことは考えたこともなかった。
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