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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


私はキッチンへ向かい、勝己はカウンターに座りスマホを開く。地方の任務に就くまではこの席が勝己の特等席みたいなもので、いつもの日常が戻ったかのような錯覚も覚える。

紅茶のポットを手に取り、慎重にお湯を注ぐ。香りがふわりと部屋を満たしていき、雨の音がふたりを包んで静かな時間が訪れる。色違いのお揃いのカップが並ぶのがどこか懐かしいとさえ感じた。

「こっちにいられるのも半日なんだよね。すぐにまた出るの?」
「朝には…」
「そっか。じゃあ、ゆっくりできないね。疲れてない?」
「疲れとる…」
「少し休む?」
「ん……」

無理をしてでも会いにきてくれたことが嬉しいのに、でも、心のどこかで申し訳なさのような後ろめたさに言葉を静かに飲み込む。

「これも全部轟の野郎のせいだわ」
「轟君?」
「あいつンとこの事務所が厄介な仕事、持ってきやがって」
「そういえばそんなことも言ってたような…」
「ンで凪が知ってんだ?」
「この前ね、病院で轟君に会ったの。その時にそんな話してて、それで爆豪は元気か?って」
「病院?…あいつ、ヘマでもしたンか?」
「先月ね、隣町で強盗事件があったの。その時に助けた男の子のお見舞いだって」
「そらいいご身分だな。2日に一回、任務のメール寄越してくんのに何が元気か?だ。あんの能天気クソ野郎。誰のせいでこんな生活送っとる思っとンだ」
「そんなに大変な任務なの?」
「……まぁ、色々と面倒なことにはなりそうだな」
「大丈夫、なんだよね?」
「大丈夫じゃねぇ」
「え?」
「俺以外ならな」

その声には柔らかさや戸惑いはなく、圧倒的な自信と安心感があった。言葉以上に勝己の存在そのものが、胸に届く。勝己はずっと変わらないままだ。

「そうだよね。大・爆・殺・神ダイナマイト、だもんね」
「完全勝利以外いらねぇ、さっさと終わらせる」
「うん…。勝己なら大丈夫だね」
「…けど状況次第じゃ、こっちで交戦になるかもしれねぇし、そうなったら救命チームにも要請が入ることになる。凪もそのつもりでいろ」
「あのね、そのことなんだけど…」
「心配すんな。そんときゃ俺もこっちに戻っとる。凪に危害は一切加えねぇから安全なとこで守ってろ」
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