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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第1章 爆豪勝己はXXX(初)で優しさを覚えた


「……だったら好きにしろや。帰るっつんなら勝手に帰れ」
「なんでそうなの?女の子には女の子なりの超えなきゃいけない壁みたいなのがあるの」
「んなもん知らねぇよ。知ったこっちゃねぇよ」
「じゃあ私が別の男の子で初めてを済ませちゃってもいいの?」
「テメェの思考はどうなっとんだ!バカにも程度ってもんがあんだろが!!」
「だって初めてって痛いって聞くし」
「…あ?」
「いい雰囲気になってるのに痛いとか怖いとか言っちゃったらさ、そういうの勝己嫌いでしょ。だから心の準備して、絶対痛がらない泣かないって覚悟しとかないと……。怖いんだもん」

付き合った時からいつかは…って何回も想像した。お茶子ちゃんたちと初めての話で盛り上がって騒いだ夜もあったけどみんな女の子はそれぞれに不安がたくさんあった。相手がもし緑谷君とか轟君とかなら不安とか恐怖とかうまく包んでくれそうだけど、相手はこの勝己だ。私が好きになってしまった男にはそんな弱さを見せちゃいけないんだ。

「こういうこと言っちゃうと勝己はすごく嫌がるだろうから、言えなかったんだよ」
「だから他の適当な男で済ませるって思考になるんか?」
「それは売り言葉に買い言葉。本心なわけないじゃんバカ」
「バカはテメェだ!」

吐き捨てるように言った〝バカ〟の言葉はさすがに刺さった。この男に繊細な女の子の気持ちを理解してほしいと思うことが間違っている。

「もう今日は帰る。勝己のことは好きだけど、一生分かり合えない気がする」

そう言い切ると躊躇いもなく背を向けた。途端に胸がきゅっと痛む。分かり合えない気がするなんてまるで別れの言葉みたいで自分が何かとんでもないことを言ってしまったんじゃないかって後悔が襲う。だからといってもう取り消すこともできない。

「…っんでだよ」

後ろで雑誌の落ちる音がした。次の瞬間、後ろから腕が伸びてきて強い力で抱き寄せられて、勝己の体温が背中越しに伝わってくる。

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