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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第3章 轟焦凍のHERO童貞理論


「深夜徘徊?」
「深夜デートとも言うけど」
「そういや、飯、買いに来たんじゃないのか?」
「あ、そうだった。ご飯買わなきゃ…」
「俺も適当に見てくる」

強気でコロコロ変わる凪の言葉ひとつで簡単にかき乱れてしまう。でもそれすら愛おしいと感じる感情に直結して、どうしたらその笑顔を守り続けれらるか、その原点に何度もたどり着く。凪が好きだと言っていたシュークリームも嬉しそうに食べる表情を思うだけで、満たされていく。

「焦凍は何買うの?」
「俺じゃない、凪のだ」
「これ全部?私の好きなものばかりだけど、買いすぎじゃない?」
「最近食べれてなかったんならこのくらいはいけるだろ?」
「いけるけど甘いものばっかじゃん」
「少し痩せただろ?だからこれでいい」
「少し痩せてラッキーだったんだけどな。過保護に優しすぎだよ?」
「そんなつもりはねぇ。大切にしたいだけだ」
「そう言われたら反論できないじゃん。太ったら責任持ってダイエット付き合ってね」
「分かった。いつでも付き合う…。だから今夜はちゃんと食べて寝るぞ」
「はーい」

凪の家に戻ってコンビニで買った下着とTシャツに袖を通す。悪くない着心地と真新しいシャツの匂いに初めて一緒に朝を迎える自分の気持ちを重ねた。

時刻はもう3時前で朝までどれだけの時間眠れるだろうかと逆算しながら部屋の明かりを落とす。先に横になっている凪の隣に腰を下ろす。シングルのベッドに一緒に眠るは無理があるとは分かっていてもそれでも離れたいとは思わなかった。逃げ場のないベッドの中、身を寄せ合う。

「一緒に寝るのなんて初めてだね」
「俺がいて眠れるか?」
「眠れるよ。むしろ安心する。こういうの憧れてたもん」
「狭かったらいつでも床で寝る」
「やだ。朝起きて焦凍がいなかったら寂しい」
「…朝までちゃんといるから」
「…ん」

わずかい寄せた体を包み込むように抱きしめ、凪の柔らかい髪の毛に頬を寄せる。〝おやすみ〟と交わした後、凪の寝息はすぐに一定のリズムになっていた。

規則的な寝息を聞いているうちに、自分の意識は少しずつ遠のいていく。眠るのが惜しいと思いながら、それ以上にこの時間が幸せだと感じていた。
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