第3章 轟焦凍のHERO童貞理論
上「ちょ、ちょい待てって。キス以上ってなに?俺、ドキドキしてきたんだけど」
切「一年かぁ…。むしろよく我慢できてるよなぁ。轟はさ、卒業するまでそーゆーことはしねぇとか決めてんの?漢のケジメみたいなやつでさ」
轟「いや、そんなことはない。時期がくればいつでも応える」
峰「轟って、むっつりだと思ってたけど意外とタチの悪いオープンだよな」
飯「待ちたまえ。男女の関係に物申すつもりはないが、卒業間近とはいえそれは立派な不純異性交遊だ」
瀬「飯田も固いなぁ。頭で分かってても無理なんだって。好きな女の子前にしたらさぁ、そーゆー気持ちにもなるだろ」
爆「ンッッッだそれ、くだらねぇ」
轟「自分でもそれは分かってる。無理をさせるつもりはねぇけど、タイミングときっかけがあれば俺は…」
爆「下心見え見えなンだよ、やりてぇなら押し倒してでもやれ」
飯「爆豪君、今のは不適切な表現だ。もっと言葉を選ぶべきだ」
轟「無理やり押し倒すことはできない、彼女のことは大切にしたい」
切「ま、そりゃそうだわな…。結局はどっちを取るかだけど」
爆「ンじゃあ、土下座でもしろ。情けねぇ面晒して、頭地面に擦り付けてやらせてくださいっつって頼めや」
緑「ちょっとかっちゃん!轟君は本気で悩んでるだよ。ちゃんとアドバイスしなきゃ」
爆「うるせェ!クソ童貞が!!本気の悩みとか、ンなもん知るか!!」
切「落ち着けって爆豪」
瀬「つまりさ、轟は迷ってんだろ。自分の気持ちや欲を押し付けても相手には負担になるし、一歩間違えりゃ嫌われるかもしれねぇしってさ」
轟「………そう、なのか?」
切「俺も分かんねぇけどさ、仮に相手も経験なかったらうまくやれる自信ねぇもん。その感じじゃお互い経験ないっぽいもんな」
上「ちょ、なに!?なんの経験!?」
轟「そうだ、経験はない」
爆「ダセェ…」
轟「爆豪はあるのか?あるなら教え…」
爆「ねぇわクソがッ!!」
轟「そうか」