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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


教会の外へ出ると、澄んだ青空と色とりどりの花びらが舞っていた。音楽もない二人だけの静かな挙式なのに、木漏れ日から差す光はまるで祝福してくれているように降り注ぐ。

「勝己、ありがとう…」

そう呟きながら左手の薬指に光る指輪にそっと触れる。

「……轟の邪魔が入んなかったら、とっくに渡してた」

この指輪もてっきりスタッフに頼んだものだと思っていた。なのにサイズまでぴったりで、言葉が詰まる。

「元々、あの事件が解決したらプロポーズするつもりだったンだよ。そん時から、用意しとった」

あのときは自分のことばかり考えていて、気づきもしなかった。
だけど、勝己はずっと、未来を信じてくれていたんだ。

「今頃気づくなんて……遅すぎるよね」

「やっと叶ったんだ」

その声は低く、静かに落ちる。

「……遅れた分、逃げんなよ」

そう言って、ほんの一瞬だけ笑った。

そのとき、遠くから、聞き慣れたような声がした。

「……っちゃーん」

一瞬空耳かと思ったけど、さっきまで落ち着いていた勝己の表情が鋭くなる。

「……おい、今の」
「っちゃーん!おーい!」

今度ははっきりと分かる。間違えようのない、あの声だった。

「……出久?」

声のする方に視線を向けると、空にはいくつかの影が重なって降ってくる。

「かっちゃーーん! おめでとう!! 間に合ったぁ!!」
「爆豪ぉ! 抜け駆けは許さねぇぞ!」
「漢すぎるぜ爆豪ぉぉぉ」

静かだったチャペルの外が、聞き慣れた声で一気に騒がしくなる。真っ先に駆けてきたのは緑谷君だった。

「ごめん、遅くなって……でも間に合ってよかった!」

その後ろで、上鳴君が大げさに手を振り、切島君が笑いながら親指を立てる。そして最後に現れたのは…。

「……悪い、遅くなった」

ヒーロースーツのまま、涼しい顔で立っていた焦凍だった。その様子に勝己の額に青筋が浮かんでいる。

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