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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


それからどのくらい時間が経ったのか分からない。腕の中の凪がもぞっと動いて布団から顔を出す。まだ寝ぼけた目をしている凪の乱れた髪を手で直した。

「起きたンか?」
「ごめんね、寝ちゃってた」
「まだ寝てろ」
「でも、そろそろご飯の準備しなきゃ」
「後でいいだろ…」
「でも、今日はお祝いだし」
「もう十分、祝ってもらったわ。寝てろ…」
「勝己。もしかして、体、辛い?」
「ンなわけねぇだろ。…もう少し、このままでいてぇだけ」

心配そうに見つめる凪の髪をくしゃっと撫でる。それでもまだ疑ってるのか、表情は崩さない。

「本当に?」
「こっちは何ヶ月我慢したと思っとんだ?一回じゃ全然足りねぇわ」
「でもこれ以上は本当に…」
「わーっとるわ。……このまま凪が俺を休ませろや」

そう言いながら、俺は凪をぎゅっと引き寄せた。小さな体をしっかりと抱きしめると、凪は素直に身を預ける。

「あと少しだけ、こうしてるね」
「ああ。そうしろ」

腕に力を込め、ぎゅっと抱きしめたまま、そのまま二人だけの時間に溶け込む。

「ねぇ、勝己」

腕の中で、ぽつりと呟く。

「なんだよ」
「私ね、勝己が安心して帰ってきてくれる場所になりたいな」
「ンだよ、急に…」
「今、ふと思ったの」
「ンなもん聞かなくても、前からそうだったわ」
「でもね、前よりも強くそう思ってるの。自分でもその場所を守れるようにって…」

声はいつもより落ち着いて、柔らかさの中にしっかりした強さがあった。凪の揺るがない決意に思わず胸が熱くなる。

「ンじゃあ、俺はその場所を死ぬ気で守る」
「勝己だってずっと守ってくれてたよ?でも次は、命まで賭けちゃだめ」
「俺ァ、簡単にはくたばらねぇよ」
「それでも約束してほしい」
「ばーか、死ぬかよ。凪を二度と一人にはしねぇ」

見慣れた凪の部屋。狭いベッドに、無駄に柔らかすぎる布団。それでも俺にとっては何にも代えられない居場所だった。

もう二度とこの手で壊さねぇ。

凪を腕の中に抱きながら、静かに決意を固めた。

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