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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍




* 爆豪side


凪のアパートは、あの頃と変わらない凪の香りがした。時間は確実に流れていて、部屋は少しだけ違って見える。けど、棚の上に置かれた写真立てや小物の配置はそのままで、あの日と同じ光景が確かにそこにあった。

壊れたチャームを直して、もらったばかりの婚姻届と一緒に机の上に置いた。

「勝己、疲れてない?お茶飲んだら、少し横になる?」

心配そうに見つめる凪。その無自覚な上目遣いに、俺は自然と頷いていた。

「…ああ、そうする」
「そうだよね。しんどかったよね。私のベッド使ってくれていいから、お布団、行こ?」

子どもに語りかけるような優しい口調に調子が狂う。俺だけに向けられる声、表情、その全部を独り占めしたいという欲も自然に顔を出す。

「立てれる?」
「ああ」
「ベッドまで一緒に行くからね」

ベッドにたどり着くと、凪は布団を整え俺を促す。腰を下ろす瞬間、凪の水色のエプロンがふわりと揺れる。

「勝己が寝てる間に、お夕飯の準備しとくね」

なんでもない言葉なのに、髪の毛を耳にかける仕草がやけに色っぽく映る。

「凪…」
「どうしたの?」

衝動が抑えきれなかった。無意識に凪に手を伸ばしてそのまま自分の胸に引き寄せる。

「……勝己?」

戸惑う凪に腕を回し、背中をそっと抱きしめる。柔らかく香る匂い、温かい体温、小さな息遣い。凪との距離を、今は誰にも邪魔されない。

「横になるんじゃないの…?」
「るせぇ…。あっちじゃ触れさせてくれなかっただろ」
「だって病院だったし」
「……だから今は、俺の腕の中にいろ」

腕に抱いたまま、ベッドへとなだれ込んだ。柔らかな体が隙間なく密着して、息遣いが耳元に触れる。凪の首筋に唇を落としながら、エプロンの紐をそっと解いた。
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