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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「凪もいたんだな。爆豪、どうした?」
「焦凍、ごめんね。急に勝己が呼び出したみたいで…」

凪は轟の声に反応するように席を立つのを、咄嗟に呼び止める。

「おい、凪、これ以上は轟に近づくな」
「え?」
「凪は……」

一瞬、言葉が喉に引っかかった。それでも、轟への視線は逸らさないまま言い切る。

「……俺のモンだ」
「……ああ。そうだな」

一瞬の間のあと、轟はもうとっくに吹っ切れているみたいに笑った。けど、その奥に何も残ってねぇわけじゃないことくらい、分かる。

「テメェ、フラれた側のくせにその余裕……マジでイラつくわ」
「そんなことねぇ。普通に寂しい」
「ごめんね、焦凍。ほら、勝己もまだ自由に動けないし、ストレスも溜まってるんだと思うの」
「いや、爆豪らしくていいんじゃねぇか?ここまで元気になったのも凪のおかげだろ?」
「俺の脅威的なまでの回復力だわ」
「そうだね。リハビリの先生にも食ってかかってるみたいだから」
「困ったもんだな」
「ほんとそう。…焦凍は?退院は決まりそう?」
「退院は検査の結果次第だ。明後日に分かる」
「そっか。よかったね」
「ああ」
「だったらさっさと退院しろ。ここに長居すんな」
「そうだな。けど、俺に用があったんじゃねぇのか?」
「あのね、用があったのは私の方なの。焦凍の病室に持って行くつもりだったんだけど、勝己が二人きりになるなって言うから来てもらったんだ」

〝これなんだけど…〟そう言いながら保冷バックから取り出したのはタッパーだった。食欲をそそる香ばしい匂いがかすめる。

「油淋鶏、食べたいって言ってたでしょ?」
「作ってきてくれたのか?」
「うん。看護師さんもちゃんとOKもらってる」
「いいのか。食って」
「もちろん」
「すげぇ嬉しい」
「テメェは犬かよ…」

こいつ、凪の前だとこんな顔するのかよ。轟は、完全に主人に懐いた犬みたいな顔をしていた。轟がいかに凪に心を許してたのかが伝わってくる。

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