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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「医療スタッフはいますか…ッ、重症者です!!かっちゃん、もう少しだから…!」

必死に呼びかける声が、どこか遠くに聞こえていた。目の前の光景が悪い夢みたいで、現実感がない。

「勝己……?」

全身が震えて足が動かなかった。近づかなきゃいけないのに、身体が言うことをきかない。ただ、怖い。見てしまったら、全部が本当になってしまう気がして、指先が、小さく震えていた。

「デク!こちらに運んでください」

医療スタッフが手を挙げて誘導していた。

「はいッ!」

緑谷君は勝己を抱えながら簡易テントへと運ぶ。

「背後を狙われました。出血が酷くて、意識も朦朧としています」

横たわった勝己の体は血で染まって、薄く開いた唇からはかろうじて呼吸音が聞こえてくるだけ。

「バイタル確認します!」

医療スタッフの声がテントの中に響いた。手際よく装置が取り付けられていき、腕には血圧計、指先には酸素濃度を測る機器が装着される。

「血圧低下、脈拍微弱」
「出血量が多いです、止血急いで!輸液ルート確保!」

次々と飛び交う指示に、周囲の空気が一気に張り詰めた。勝己の体にガーゼが当てられ、赤く染まっていくのが目に入る。

「かっちゃん、聞こえる…?しっかりして…!」

緑谷君の声が震えている。機械音が一定のリズムで鳴っているはずなのに、その音すら不安定に聞こえた。視線を逸らしたいのに、逸らせない。

「血圧さらに低下しています!」
「搬送準備!すぐに病院へ!」

必死に命を繋ぎ止めようとするその光景が、あまりにも現実で残酷で、私はただ立ち尽くすことしかできなかった。


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