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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「あともうひとつ…。まだ確定じゃないけど、B市周辺に敵のアジトがあるかもしれないって情報なんだけど」
「B市……?」
「凪さんの、いるところだよね」

確かに、B市は凪が住むエリアだ。けど今は…。

「あいつは轟ンとこだ。心配ねぇ。ヤバくなる前に轟がなんとかすんだろ」
「……そっか、轟君のとこなら、安心だよね」

出久はすぐに返事をせず、ただ俺の顔をちらっと見て視線をそらした。言葉を探しているのか、口を開けば余計な心配になりそうなのか、沈黙が少しだけ続く。その間、エントランスの空気だけが二人の間に漂った。

「……この後、轟君と会うけど大丈夫?」

出久はしばらく黙ったまま、俺の反応をじっと見ている。その沈黙に、胸の奥がわずかにざわつく。

「何がだよ」
「気まずいんじゃないかって…」
「さっきからしつけぇな。仕事だ!気まずいもくそもねぇ!完膚なきまでの完全勝利。それ以外ねぇだろがッ」
「それでこそかっちゃんだよね。…ほんとごめんね、僕の方が揺らいじゃってた。…僕も全力で行くよ」
「当たり前だ」

完全勝利。俺にはそれだけでいい。

轟の事務所に入る間際で見た、凪と轟の姿。ひとつにまとめた髪が揺れて、轟を前にしたその横顔は、ちゃんと笑えてた。




凪のいた街を俺が守る。

隣に轟がいたとしても

それが俺にできる最後の役目なら

凪が笑えてんなら、それでいい。

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