第2章 XXXをおあずけされた爆豪勝己の話
勝己が出て少しだけ寂しい1人の夜が始まった。勝己がいないとすぐに仕事のことを考えてしまう悪い癖は今も抜けてないけど今日はもう会議や研修のことなんて一切考えてくていい。
1人には広すぎるベッドへと潜り込んで緊張が解かれた体は徐々に睡魔が支配していく。勝己のリアルタイムの活躍をSNSでチェックしてるうちにいつの間にか意識は夢の中へ。そして明け方の肌寒さで目が覚めるまでは熟睡だった。
「寒……。今、何時?」
勝己からの連絡はまだ入ってなくて、スマホの時刻は5:24と表示されていた。そういえば寒がりな私のために暖房のタイマーをかけてくれるのもいつも勝己だった。もう少し眠ろうかとも思ったけど勝己のいない朝がたまらなく寂しくなる。
「お風呂でも入ろうかな…」
寝室から見える窓の外はまだ薄暗い。じっとしていても勝己のことばかり考えて心配してしまうし、もう一度眠れそうにもない。気だるい体を起こして浴室へと向かった。