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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍



「つまり、恋人と別れたその女の子と、訳あって今、同棲しとる。でいいんよね?」
「…そうだな。それで合ってる」
「で、轟ちゃんは、その子のことをなんとも思ってないのね?」
「いや、なんとも思ってねぇわけじゃねぇ。大切に思ってる」
「待って、重要な追加情報きた。もう一回、作戦タイム。ちょっと待ってて」
「ああ。…楽しそうでいいな」

俺は三人が再び背を向けてヒソヒソと話し始めたのを見ながら、弁当箱を覗き込む。今日の弁当には、彩りのブロッコリーやプチトマトの隙間に、蟹の形をした小さなウインナーがちょこんと座っている。

「……本当に器用だな、凪は」

思わず口元が緩む。小さな蟹ウインナーを箸でつまみ、口に運ぶと、ジューシーな味が広がった。

「轟君、ここははっきりさせとこ」
「何をだ?」
「轟さんはその方に恋心はおありなんでしょうか?」
「恋心?」
「その子のこと、好きなの?」
「好き?」
「恋愛感情的な意味で」
「恋愛感情ってのが俺にはよく分からねぇ」
「じゃあ、轟君はその子と一緒におってどんな感じなん?」
「居心地はいい」
「それをもっと具体的に詳しく」
「一緒にいて落ち着くし、あいつが笑うと嬉しいし、飯も美味いし。この日常が続けばいいって、守ってやりてぇって、思ってる」

思えば凪への気持ちなんて、今まで意識したこともなかった。でも口にしてみると、心の中で静かに納得している自分がいる。
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