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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


「轟ちゃん、久しぶりね」
「そうだな。言ってくれれば、時間空けといたんだけどな」
「ううん、最近忙しいってデク君からも聞いとったし、ちょっと顔見たかっただけやから」
「元気そうで安心したわ」
「それはそうと、轟さん、お昼ご飯中に失礼いたしました」
「いや、気にしなくていい」

そう答えると、麗日の視線がふと俺のデスクへ向いた。開けたままの弁当箱と、手に持ったままの箸に気づいたらしい。

「轟君ってお弁当なんや…って、めっちゃ美味しそう!」
「本当ですわ。彩りも栄養バランスも素晴らしいですわ」
「轟ちゃんが作ったの?」
「いや、俺は作れねぇ」
「でも、…これ手作りだよね。……もしかして彼女?」
「まぁ、轟さんにそのような方が?」
「彼女じゃねぇ。けど、今、一緒に住んでる奴に作ってもらってる」

一瞬、部屋の空気が止まった。

「……え?」
「轟ちゃんと一緒に住んでる?」
「女の子…、なんよね?」
「ああ…」
「どういうことなのでしょうか……」
「詳しくは言えねぇけど、訳あって今、一緒に生活をして家のことを頼んでる」

そう答えると、三人の視線が一斉に弁当箱へ向き、次に俺の顔をまじまじと見つめる。なんとも言えない空気が事務所の中に漂う。

「待って待って待って、同棲の相手、女の子なんよね?訳もあるかも知れないけど、一緒に住んでて、家のこともしてもらって、こんな愛妻弁当みたいなお弁当も作ってもらってて…」
「轟ちゃん…、それを世間では恋人というのよ?」
「いや、恋人じゃねぇ…」
「本当にお付き合いはされていないのでしょうか?」
「あいつは、ば…いや、恋人と別れたばかりで…」

麗日は頭を抱え、ため息をひとつ。隣の蛙吹と八百万は眉をひそめている。

「ちょっと待って…。一旦、三人でこの状況の整理させてくれる?」
「ああ。…その間、俺は弁当食っててもいいか?」
「もちろん!」

三人は俺に背を向け、ヒソヒソと小声で作戦会議を始めた。俺は箸を動かしながら、その背中を眺める。今日の卵焼きは甘いな…そんなことを考えていると、麗日がパッと振り返り声を上げる。
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