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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


お風呂を済ませた後、もう一度キッチンへ入ってお湯を沸かす。ティーカップが二つに、取り皿。そしてメインのケーキ。その光景に思わず頬が緩んでしまう。

「嬉しそうだな」
「そりゃね。」
「開けてみたのか?」
「ううん、まだ…。開けていい?」
「ああ」

落とさないよう中から箱を取り出すと、白くて上品な箱に La Fleur の文字が入っている。

「わぁ……」

思わず声が漏れた。箱を開けると、ふわっと甘い香りが広がる。中には色とりどりのケーキが並んでいた。艶のあるフルーツが乗ったタルト、チョコレートケーキ、そして真っ白なクリームの上に真っ赤な苺が乗ったショートケーキ。

「……すごい」

思わず見入ってしまう。隣に立っていた轟君も箱の中を覗き込んだ。

「思ったより多いな」
「うん……。こんなに綺麗なケーキ、初めてかも…。本当に食べちゃっていいの?」
「逆に食わねぇ方が勿体ないんじゃねぇか」
「そうだよね。…うん、じゃあ、心していただきます」

轟君はふっと笑って私の髪に触れた。

「面白いな、凪は」

反射的に顔を上げると、優しい目で見つめている。今朝テレビで見た轟君の映像と重なって、その瞬間、心臓が跳ねた。

「どうした?」
「……えっと、轟君は…っ、コーヒーと紅茶どっちにする?」
「凪と同じでいい」
「じゃあ……、紅茶にするね。今日買い物に行ってて轟君もケーキ食べるでしょ?」
「いや、俺は紅茶だけでいい。夕飯、食ったから」
「私だって食べたよ?」
「けど、いつもよりかなり少なかっただろ?」
「だって、ケーキがあるもん。胸がいっぱいで食べれなかった」
「ならケーキは凪が好きなだけ食べればいい」

リビングにはダージリンの香りが広がって、机には色とりどりのケーキが並んでいる。

どれから食べようかと考えている隣で、轟君は紅茶に口をつけていた。イケメンヒーローランキングでも常に上位をキープしているだけあって、紅茶を飲む仕草だけでも様になっている。
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