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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍


食卓に並ぶのは、唐揚げと味噌汁、炊きたてのごはん、簡単な副菜とデザートのりんご。特別なものは何もない。ブルースターの小さな花がそっと見守る。

「いただきます」

向かい合って同じタイミングで手を合わせる。カラッと揚がった唐揚げを一口食べて、轟君の動きがぴたりと止まる。

「……うまい」

派手な反応じゃない。でも目元がやわらいで口元もほどけていく。嘘がつけない性格だから、美味しいと思ってくれてる時の表情は素直に嬉しい。〝うまい〟ってその一言が聞きたくて、私は作っているのかもしれない。

「ほんと?」
「ああ。味が染みてる」
「だって朝から仕込んでたもん」
「すげぇな。いくらでも食えそうだ」

もう一つ箸でつまみながら、満足そうに食べている。その様子を見ているだけで、胸の奥がじんわり温かくなる。

テレビもつけていない静かな食卓。それが今は当たり前になっていることに、ふと気づく。

「明日も早いの?」
「ああ。でも夕方には戻れると思う」
「そっか」

それだけのやり取りなのに、不思議と安心する。ふと視線を感じて顔を上げると、轟君がこちらを見ている。

「それと…」
「ん?」
「明日から任務に本格復帰する」

時間が少しだけ静まった気がした。轟君の真剣な表情に、

「……そっか」

自分でも驚くくらい、声は落ち着いていた。私の回復に合わせて任務を増やしているのも知っていたし、初めから分かっていたこと。それでも、胸の奥がきゅっと苦しくなる。

「最近、忙しくしてたもんね。前に言ってた厄介な任務も落ち着いてないんでしょ?」
「ああ…。詳しくは言えねぇけど、忙しくなる…」

この生活が心地よくてつい甘えてしまっていた自分がいたから。轟君の方からの申し出は正直、ありがたかった。

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