第1章 爆豪勝己はXXX(初)で優しさを覚えた
「力抜け」
「…んっ」
素直に従いたかったけど意識すればするほど緊張は高まっていくら息を吸ったって力は抜けていかない。自分の体なのにこんなにコントロールが効かないなんて初めてで少しパニックになっていた。
「勝己、ごめん。体が言うこときいてくれない」
「そういうもんだろ」
「ごめん。もう少し待って?」
「一回イっとけ」
「は?…え?、ちょっと!?」
一度体を起こすと両手で太ももを押さえ、無理矢理に開かされる下半身。何をされるのか察して抵抗してみるけど、到底敵う相手ではなくて、その中心に躊躇うことなく顔を埋めて舌先が割って入る。
「待って、汚い…」
「……るせ。黙れや」
勝己の中では想定内だったのか、動きになんの迷いもなくて私の感じるところを探るように愛撫する。唾液と愛液が混ざり合う水音、舌先で突起を弄ばれて高まっていく快感。恥ずかしいとかじゃなくてもっと強い感覚に理性の効かない体は自由に跳ねて、互いの近さを意識した途端に気持ちが追いつかなくなってしまった。
「勝…っ、わたし……」
一気に体温が上がって体が緊張して快感が一点に集中していく。もう何も考えられなかった。
「……っ、く…」
張りつめた糸が切れるようにピクンと体が仰け反って体が何度も震えた。言葉にしなくても何が起こったのかくらい勝己にだってきっと伝わってる。気持ちよくて恥ずかしくて溢れ出しそうな感情が涙になって視界がピンボケに映る。
「ぁ……」
薄く開いた口からは自分の情けない声。張りつめた糸が切れてしまった後の体はこんなにも重いのかというくらいに脱力していた。それでも強い快楽の余韻だけは残っている。
「生きてるか?」
確かに恥ずかしくて死ぬかとは思ったけど、今は戦闘終わりでもないし、もはや彼女にかける言葉でもない。それでも眉をわずかに寄せ、勝己なりに気にはかけてくれている。