第1章 爆豪勝己はXXX(初)で優しさを覚えた
与えられる快感に体は緊張と弛緩を繰り返して熱を上げる。体の中心から溢れてくるような感覚に焦ったさも重なって、腰が勝手に動いてしまうのが恥ずかしい。
「ちったぁ慣れてきたか?」
「全然。慣れるほどではないかな」
「体、熱くなってんぞ」
「それは勝己の体温が高いからでしょ」
普段ならテメェがどうのこうのって怒鳴り散らかしてそうだけど少しムっとした表情を見せたくらいでそれ以上は何も言わなかった。
「どっちでもいいわ。慣れてきたんなら次行くぞ」
「その言い方、次の敵倒すぞみたいだね」
「似たようなもんだろ」
「私、敵なの?」
「攻略が難しいんだよ」
不器用な言い方だったけど勝己なりに葛藤しながら私に向き合ってくれてるみたいで嬉しかった。ふっとまた体の力が緩んで勝己の肩に腕を回して一回だけ触れるだけのキスをする。それを合図に勝己の指が内太ももをすっとなぞり中心へと近付く。反射的に逃げ腰になるのも逃がすまいと片腕でしっかりとホールドされて、閉じたままのそこに指が割って入ってきた。
「やっ、待って…」
「もう遅い」
「でもっ…っ、ああ…」
胸の突起を甘噛みされてまた声をあげ、前後に滑らせて自分の耳にも届いた水音に思わず赤面してしまう。まだ閉じている部分を破るようにゆっくりとなぞられ、それだけで腰から下が蕩けそうになる。
「ちゃんと準備できてんじゃねぇか」
「これは別に意識はしてなくて」
「んなこた、分かっとるわ。…まず指からな」
その言葉につい身構えてしまった私を優しく諭すように頭を撫でながら額に軽く唇が触れ、ゆっくりと中指を私の中へと沈めていく。気持ちいいという感覚には程遠いくらいに違和感の方が強い。
「痛いか?」
「痛くはないけど、不思議な感じかな?でも平気」
「ちょっとずつ、動かしてくから」
「……うん」
沈めた中指を小刻みに動かし始めた。ぐちゅ、と粘着質な水音が静かな部屋に響き渡って恥ずかしさについ体に力がこもってしまう。