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美オヤジを誘って囲われて救われる話

第5章 親友編


「寂しいの? ヴィクトル。私なんか、土日占領しちゃって迷惑じゃないかなって思ってたのに。だって休めないでしょう? 仕事忙しいのに⋯」
「そんな風に思ってたのかい。仕事なんか全然大丈夫なんだ、ずっとそうやってきたし、以前から周りに少し休めって言われてる。自分もようやく最近そう思えてきてね。君に出会ったからなんだよ」

彼はそう言ってにこりと飾らない笑みを浮かべた。

「俺は每日一緒にいたいな。名無しちゃんと一緒のときが一番幸せで、心から休めるんだ」

言い聞かせるよう伝えてきて、深い愛情のこもった瞳で見つめられる。

あなたはふらふらと倒れそうになった。まさかこんな人前で彼の気持ちをまっすぐに語られてしまうとは。

二人きりだったら見つめ合ってキスされてそうな雰囲気である。

「⋯⋯あ、ありがとう。ヴィクトル。私も本当は每日一緒にいたいな。寂しさも最近痛感してて⋯でも自分から一人で暮らすって言った手前、そんなわがままも言えないし⋯」
「あぁ、名無しちゃん、そうだったのか。全くわがままじゃないからいつでも言って。すぐに飛んでくよ、だって俺のほうが会いたいんだから」

あなたは喜びに胸がじーんとして、いっぱいになっていく。思わず彼に手を伸ばしそうになったが、正面から凝視されていることに気づき、我に返った。
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