• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】水面に映る雷光【キルア】

第5章 自覚と独占欲



道中。

テティスは、キルアより少し前に出て歩いている。
普段はキルアの横や、少し後ろを歩いていたが

(……前より、気にしてる)

自覚してしまうと、余計にぎこちない。。

(近いと、安心する)

それを認めるのが、少し怖い。

だから
あえて、距離を取る。

ほんの一歩、前に出る。
あるいは、さりげなく横にずれる。
視界に入れすぎないように、
気にしすぎていることを悟られないように。

(平気。私は平気)

そう思い込もうとするほど、
背中に感じる視線が気になってしまう。

胸の奥にあるのは、不安じゃない。
嫌悪でもない。

ただ――

(そばに、いたい)

その願いが、形を持ち始めている。

だからこそ、怖い。

もしまた、自分が彼を縛ってしまったら。
もしまた、あの危うい目をさせてしまったら。



そんな行動が、キルアには――

/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp