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【呪術】もしも、希望の隣に立てたなら。【廻戦】

第33章 宴と写真


「先生ん家って広いの?」
『えっ?』

「先生の部屋と俺らの部屋って、広さとか変わんないのかなって」
『えっと……』
うまく説明できない…生徒達に嘘はつきたくない

「ねぇ?一人暮らし?」

野薔薇の勘が鋭くなる
『うっ』
「なんか怪しくない?」
野薔薇の目が細くなる

「なになに?」
聞き慣れた声、軽い足音
「楽しそうな話してんじゃん」
五条悟だった

野薔薇が振り返る
「先生ちょうどいい!」
「ん?」
五条が目隠し姿で近づいてくる
「紅海ちゃんが家に呼んでくれないのよ」

一瞬、紅海の肩がびくりと跳ねた
五条はそれを見逃さなかった

「なるほどねぇ」
口元が少し上がる

嫌な予感がする…ものすごく
口止めしなければ…

「紅海ちゃん家ねぇ」
五条がわざとらしく考える素振りをする

『悟』
即座に牽制するが遅かった

「まあ確かに…気軽には呼べないよね」
わざとらしく肩をすくめる
「なんで?」
虎杖が興味を抱く

「だって僕ん家と繋がってるし」
五条はさらりと言った


三人の生徒が固まる
紅海も固まる

数秒後

「は?」
野薔薇が言った

「は???」
今度はもっと大きな声だった

「え────っ!?」
食堂に響いた叫び声に、周囲の生徒や職員が一斉にこちらを振り向いた

『悟!悟ーー!』
紅海は思わず立ち上がり、人差し指を口元に持っていく
耳まで真っ赤だった

五条は悪びれる様子もない
「え?どしたの?」
五条は首を傾げた
「だって、この三人には嘘つけないでしょ?」

当然のような口調
「逆に怪しい行動になるだろうしね?」

怪しくなる前に爆発した気分だよ
紅海はそう思った

「こ、紅海ちゃん……」
野薔薇が震える声で言う

「ついに、か、か、か……」

『ちょ、待って誤解しないでね?』
即座に否定した

「彼氏」
『違うってば!』

虎杖と伏黒も固まっている
特に伏黒は口をあんぐり開けて閉じられない

「マジで?」とでも言いたげな顔だった

五条は面白そうに眺めている
「えー?どしたのー?皆そんな顔しちゃって」
『悟、説明して!』

「はいはい」
まるで他人事のように肩を竦める
「簡単に言うよ、紅海が呪力暴走しちゃってね、繁華街でトラブったんだよね」

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