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【呪術】もしも、希望の隣に立てたなら。【廻戦】

第30章 呆然と失墜


══閑話══
呪術ジャーナル 特別号

教師エキシビション後・独占簡易インタビュー

交流会前に急遽行われた教師同士のエキシビション模擬戦
術式・領域展開無し、呪力強化のみという特殊ルールの中、
五分間の戦闘は、生徒陣だけでなく教員達にも強い印象を残した

試合終了後、五条悟、流鏑馬紅海へ短時間インタビューを実施した

Q:高専時代から手合わせはしていた?

五条
「してたよ…紅海さ“強くなりたい”って、わりと引かないんだよね」
「任務終わりでも“もう一本”とか言ってくるし」
「ま、あの頃から体術は独特だったけど」

流鏑馬
「してました…悟、加減してくれないので毎回すごく痛かったです…昔は、追いつくのに必死でした」

Q:術式無し・呪力強化有りなら、流鏑馬さんの方が強い?

五条
「体術と呪力操作の精密さは、紅海かなり凄いよ、あれ真似できる術師ほぼ居ない」
「でも、何でも器用にこなすのが五条悟だからね~?」


流鏑馬
「いやいや、普通に悟が強いですよ?」
「途中から速度上がった時、付いていくの必死だったし…あとリーチ長いのズルいです」

Q:五分で引き分けでした。もし時間無制限なら?

五条
「どっちか倒れてたかもね?」
「たぶん途中から、模擬戦じゃなくなってたし
で、紅海そういう時ブレーキ壊れるから」

流鏑馬
「悟にだけは言われたくないんだけど!
でも、まぁ…お互い、倒れるまでやってた可能性はあります」


Q:対戦相手に思うこと、感想などご自由に

五条
「楽しかったよ、術式抜きで、真正面から殴り合える相手ってほぼ居ないから」
「あとさ、昔より、ちゃんと“怖い術師”になってた」

流鏑馬
「怖いって褒め言葉?」
「でも、嬉しかったです
悟って昔から、強い相手じゃないと本気出さないので」
「ちゃんと戦闘相手として見てもらえたのかなって」

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記者後記

インタビュー中、二人の空気感は終始独特だった
緊張感はあるが敵意ではない

長年、同じ戦場を見てきた者同士だけが持つ距離感

模擬戦の勝敗は引き分け
しかし観戦した生徒達の記憶には“教師の戦い”というより
“同期の戦場”として残ったのかもしれない。
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