第2章 革命の芽吹き
「あいつ、やる気だ……!」
先程京介のそばで倒れていた少年が、コート外から声を上げた。
目をやると、今までで1番の強烈な蹴りをボールに入れていた。
京介の蹴ったボールは射出されることなく宙に浮き、禍々しいオーラを纏っている。
必殺シュートだ。
1対1のボールの取り合いで、本来使うことはないそれが今まさに放たれようとしている。
「デスソード!!」
京介の右手が空を切ると共に、黒いオーラを纏ったボールは一直線に天馬くんへ向かっていく。
止められない。
誰が見ても明らかな状況だった。