第3章 湘北高校へ
花道「んじゃ、姉ちゃん、部活に行ってくる」
「うん。お昼頃には終わるんだよね?」
花道「おう。昼飯はチャーハンがいい
買ってくるもんあるか?」
「ないから大丈夫だよ。気をつけて行ってらっしゃい」
花道「おう。行ってくるな」
この前、頭に包帯巻いて帰ってきたから心配なんだよね
花ちゃんに聞いても“ボールが当たっただけだから心配すんな”って言われたし
もう…喧嘩はしてないだよね?花ちゃん
…気持ちを切り替えて家事しないと
あれこれ花ちゃん忘れて行っちゃった?
とりあえずバスケ部の顧問の先生に電話して…
「すみません。桜木花道の姉の桜木と申します。
弟が忘れ物をして行ってしまって…届けに行きたいですが…」
「はい、分かりました。ありがとうございます。
あっ、それと部員の皆さんに差し入れしても大丈夫ですか?」
「いいんですね。分かりました。」
身支度を整えて、湘北高校に向かう
この時間なら電車でもいいかな
休日ってこともあって空いている
差し入れはスポーツドリンクでコンビニで買えばいいかな
目的の駅に着き、降りて近くのコンビニで部員全員のスポーツドリンクを買い湘北に向かう