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イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*

第5章 太陽と月は仲が悪い??


ザッと片膝を着いて猫(ルナ)に頭を下げる三成



…何事だ?



『…というか、私は半兵衛じゃないんだが…?』
三「何をおっしゃいますか半兵衛様!!? その美しき毛並みの色っ…!! 半兵衛様ではありませんかっ!!?」

バッと顔を上げて真剣な眼差しで見つめてくる三成…







ニヤリッと猫(ルナ)は笑みを浮かべた



『三成君、よく僕の事が分かったね?』
三「…!!? はっはい!! 半兵衛様っ!!!!」

家「ん? 可愛い猫は半兵衛殿であったのか…?」
三「家康!! 気安く半兵衛様に話しかけるなっ!!!!」

『すまないね三成君…。 僕は半兵衛でもあるけど、"ルナ"という人物でもあるんだよね』

三「ルナ、でございますか…?」
『そう、僕はもうルナという存在なんだよ三成君』

下を向いて俯く三成



(…ヤバい、面白い…。 …ちょっと可愛想な気もするけど…ね…)


三「…分かり、ました…」
『…へ? (何が分かったんだ…?)』

三「では、は……ルナ…様。 城へ戻りましょう」



な・ん・だ・と!!?
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