第20章 僕のもの(R18)
彼が私の脚の真ん中の…割れ目に指を入れる。
「ふぁっ…ああんっ…」
いきなりの刺激に私の身体がビクッと跳ねる。
彼の指が私の中をゆっくり探る。
「はっ…あん…あん…んっ…」
いきなりそんなところさわるなんて…って思うけど、私の身体は彼の指に合わせてビクビク反応する。
「気持ちいい…?大好きだよ。ゆめちゃんの素直な身体」
彼の言葉に恥ずかしくなってちょっと目をそらす。
彼が私の頬をクイッと持ち上げて上を向かせる。
「どうして欲しい?なんでもしてあげるよ?」
わたしは逢坂くんの好きにして欲しい…。
逢坂くんはどうしたいのかな…。
「ねぇ教えて?どうしたい?」
黙ってうつむく私に彼が質問を重ねる。
「…キスしたい」
私の考えた答えに彼が優しく微笑む。
「寂しい思いをさせてごめんね」
そう言って彼は私の唇を指でなぞる。
そして唇を重ねる。
彼の舌が私の唇をゆっくりなぞる。
唇のすき間から舌がそっと入り込む。
私は自分の舌でその舌に触れる。
「ん…はぁ…はぁ…」
舌に響く感触が頭の中に伝わって響く。
彼が唇を離し、私の顔を見る。
「ねぇゆめちゃん、ゆめちゃんはひとりエッチってする?」
「えっ……」
そんな質問…答えられないよ…。
「教えて?僕はするよ…ゆめちゃんのことを考えて…」
わたしも同じ…。逢坂くんのことを考えて…だけど…。
「ねぇ…教えて…?」
彼の声が耳元でささやく。
「…する」
私は思い切って答える。
でも恥ずかしくてちょっと涙がにじんでくる。
彼が私の頭をなでなでする。
「これからは僕がさわってあげる…。
僕のものだから…ずっと大事にしてあげるね。
他の男に触れさせちゃ駄目だよ、絶対に。
他の男の事を想像してひとりエッチするのも許さないよ」
彼がにっこりと微笑む。
私はうんと頷く。