第20章 僕のもの(R18)
逢坂くんと付き合い始めたばかりのある日。
学校の帰りに逢坂くん家に寄った。
「おじゃましまーす」
「誰もいないよ。どうぞ」
私はちょっと安心してお家にあがる。
彼の部屋に入る。
「ねぇ、服脱がせてもいい?」
彼が私に尋ねる。
「……えっ」
いきなりそんなこと言われて私はびっくりする。
「なんで?…って…なんでってことないか…えっと…いいけど…えっと…。
いいよ…」
私はしゃべりながら返答を整理する。
整理しきれなかったけど…。
彼がにっこり笑って頷く。
そしてちょっと嬉しそうに私の制服を脱がせていく。
私はこの先起こることを想像する。
もしかしたら今日こそ最後までされちゃうのかなぁ…。
と思うと、ドキドキして身体が熱くなるのを感じる。
彼がシャツのボタンを外す手を止め、私の頬を持ち上げ、私の顔を見る。
「ゆめちゃん、顔が赤いよ。恥ずかしい?」
私は頷く。
「ふふ…可愛いね」
そう言って彼は私の唇に軽くキスする。
私の頭の中がぽわ〜となる。
わたし、逢坂くんになら何されてもいい…。
制服のシャツもスカートもキャミもブラも脱がされて、ベッドに寝かされる。
そしてショーツも脱がされる。
「ゆめちゃん、僕のことが好き?」
彼が私に問いかける。
「うん。好き…」
私は答える。
好きじゃないと、こんなこと出来ないもん…。
彼は私の右手を取る。
そしてその手を頬にあて、頬ずりする。
「じゃあ、この身体は…僕のものだよね?」
彼の言葉に私は頷く。
「ふふ…嬉しい」
彼は嬉しそうに微笑んで、私の指を口に入れる。
「ふぁ…」
いきなりの熱い柔らかい感触に変な声が出る。
小指から順番に口に含んでちゅぱちゅぱする。
私はそんな彼の姿を見上げる。
彼が私の視線に気付いてちょっと微笑む。
「可愛がってあげる」
彼の言葉に私の身体の中がきゅうんとなる。