第12章 ポイント(R18)
「きゃっ…」
いきなりそんなことされてバランスを崩しそうになる。
彼が私の手を壁につかせる。
「ちゃんと手を置いてないと頭ぶつけちゃうよ」
私の股の間に彼の手が差し込まれる。
割れ目とクリのあたりを指で確かめるように探る。
「あっ…」
クリに触れられて私の身体が前の方に倒れる。
壁に置いた自分の手におでこをのせ身体を支える。
彼は自分の指を口に入れ唾液で濡らし、私のクリを刺激する。
「あっ…あっ…」
濡れた指がクリの上ですべるとすごく気持ちよくて、まっすぐ立っていられない。
お尻を突き出すような体勢になって彼の下半身にあたってしまう。
「気持ちいいの?」
彼の声が後ろから耳元でささやく。
「…うん」
私は小さく頷く。
「ふふ…素直だね」
彼は私を正面に向かせる。
彼と向き合えて嬉しい私は彼の背中に手を回しギュッと抱きつく。
彼は私の髪を撫で、唇を重ねる。
熱い舌が口の中で絡まると、塞がれた私の唇から声が漏れる。
唇を離すと私の身体からシャツとキャミとブラを脱がせる。
「これも脱ごうか。ちょっと脚上げて」
彼が私のショーツを膝のあたりまで下げ、片脚を上げるように促す。
私は脚を上げてショーツから右脚を抜く。素直に。
彼は満足そうににっこり微笑む。