第12章 ポイント(R18)
「何それ…?」
「浮気ってほどじゃないけどゆめちゃんが他の男と接触したのをポイントで数えてみることにした」
彼は話しながら私のキャミの下に手を突っ込む。
「先週北城と話したよね?1点」
「同じクラスで隣の席ならしゃべることもあるでしょ!」
私は抗議する。
彼はうんうんと頷く。
「うん。だから1点。次、北城にゲームソフトを借りたから3点」
「借りただけだよ!」
「ダメだよ。恩を売らせるようなことしちゃ…」
彼は私を後ろからぎゅうーと抱きしめ耳元でささやく。
「いやいや別にそんなこと…」
言い訳する間もなく彼は話を続ける。
「次、如月と一緒に帰った。3点」
「家が隣なの!ていうか逢坂くんが休みだったからだよ!」
「…うん。だからおまけして3点」
おまけしてくれるんだ…。
「後は教室で守部と話したのが1回、また北城と話したのが1回、図書館で宮ノ越と話したのが1回。これで3点。合計10点」
「最後の方絶対適当に言ってるでしょ!」
私は振り向いて彼の顔を見る。
彼はにっこりと笑う。
「適当じゃないよ。僕はゆめちゃんのこと、全部知っているんだから…ね?」
彼は右手で私の背中のブラのホックを外す。
ブラがゆるむとなんだか心細くなる。
「10点分…お仕置きするね」
彼が私のショーツを下げる。