第12章 ポイント(R18)
その日の放課後、私は逢坂くんに誘われてお家に寄って行くことにした。
「お邪魔しまーす」
たいていお家の人はいないけど一応玄関で挨拶する。
「うん。誰もいないよ。入って」
逢坂くんに促されて彼の部屋に行く。
部屋に入った私が学校のカバンを置き、座ろうとすると逢坂くんに声をかけられる。
「ねぇゆめちゃん、こっち来て」
「え?なになに?」
ドアの近くの壁際に立ったままの彼の所へ行く。
「ここに手を置いて」
彼が壁に左の手のひらを付けているのでその近くに私も左手を付ける。
「こう?」
何の意味が?と尋ねようとした私をいきなり彼が後ろから抱きしめる。
「きゃっ!…ちょっ…なに!?」
彼の左手は私の左手に重ねられ、右手はスカートの中の太ももをまさぐる。
「なんなの?ちょっと…やめてっ」
いきなり訳のわかんないことされて抵抗する私を彼は壁に押し付ける。
「お仕置きだから」
彼が耳元でささやく。
え…?何かしたっけ…わたし。
考えてる間に彼は私の制服のシャツのボタンを片手で上から外していく。
「ちょっと…待って!わたし何もしてない!ちゃんと勉強もしてるし…浮気とかも絶対絶対してないっ!」
「うん。浮気はしてないけど…」
彼は私の左手を押さえていた手を離し、両手で私のスカートのホックを外し、スカートを下に落とす。そして話を続ける。
「ポイントが貯まったから」
「は?」
意味が…わかんないです。