第8章 甘甘夏(R18)
いっちゃったのに私の身体は更なる快感を求めて自分で腰を動かす。
身体がふわふわしてるみたいで自然に動いてしまう。
彼が私の頬を優しく撫でる。
全身がぞくぞくする。
「あん…逢坂くん…チュウしよ…チュウして」
「いいよ。舌出して待ってて」
私は口をあーんって開けて舌を出す。
彼と繋がったまま、腰を動かして。
こんな恥ずかしすぎるカッコを今、彼に見下ろされてるんだ。
彼の舌が私の舌に触れる。
舌が絡み合うと、全身にその快感が響く。
「んっ…んんっ…ん…」
私の身体がまた小さく震える。
でも彼が身体を動かすと、私の身体もまた動きだす。
もうずっと気持ち良くてふわふわしてる。
「逢坂くんは…?逢坂くんは気持ちいい?」
私は彼の手を探して握る。
「うん…。すごく気持ちいい。でもガマンしてる。ゆめちゃんを気持ち良くするために」
「逢坂くんも気持ちいくなろう?」
「うん。気持ちいいよ」
彼は私の手を優しく握り返し、唇にチュッとキスする。
「わたしもぉ気持ちいいけど…なんか眠くなってきた」
「え?いま?」
「なんれ…いくと眠くなるのかな…」
「う…ん?副交感神経?とかかな…」
「うける…ふふ…」
自分で何言ってるのか段々よくわかんなくなってきた。
なんかふにゃふにゃしてるし。
でも快感の波が急に私を襲う。
「あっ…気持ちいい。動かして?逢坂くんも…動かして…」
「…動かしたらいっちゃう」
「きもちいくなろう?ねぇ…きもちいくなろう…」
「やばいそれ。声だけでいっちゃいそう…」
「ね?きもちいいよ…きもちいい…あん…」
「ああ…もうだめ。はぁはぁ…」
彼が腰を動かすと私の身体も大きくガクガク震えて絶頂に達する。
はぁはぁと息を整えていると身体の力が抜けてくる。