第29章 媚薬キャンディ(R18)
「はぁ…はぁ…はぁ…」
どうしよう…まだ身体気持ちいいのが続いてる…。
「紘夢…わたしもうだめ…。はぁはぁ…いったん…抜いて…」
私は彼にお願いする。
「ん…大丈夫だよ。優しくしてあげる」
そう言って、彼はゆっくり腰を動かす。
「あ…ああ…ああ…ああん…。はぁ…はぁ…」
彼の動きに合わせて私の身体がビクッ…ビクッて震える。
身体中がビリビリしびれてる。
「あ…ああだめ…。わたし感じすぎて…もうだめ…。こわい…。このまま死んじゃうかも…。
お願い…助けて…」
「死…?」
彼が少し身体を起こして、じっと私の顔を見る。
そして優しく微笑む。すごく優しく。
「ゆめがもし死んだら…。僕もすぐ後を追うよ。
だから寂しくないからね。君も僕も…。
安心して?」
あ、だめだ。
もう完全普通じゃない。
「わたし死にたくない! お願い!まだ死にたくないよぉ!」
私は必死で声をあげる。
涙がボロボロ出てくる。
彼はそんな私に語りかける。すごく優しく素敵な声で。
「大丈夫。怖くないよ。すぐ終わるから心配しないで。きっとすごく気持ちいいよ」
彼がまたゆっくりと、そしてだんだん激しく…腰を動かす。
「あっ…! ああっ…! あああっ…!」
……
……