第29章 媚薬キャンディ(R18)
「約束だよ…」
彼が私の唇にそっとキスする。
紘夢の唇…柔らかい…大好き。
彼の熱い舌が…私の唇に触れる。
私の身体がピクッと震える。
あ…私の身体…まだ敏感…。
彼の舌が、グッと私の口に入ってくる。
あ…口の中…もっと…ヤバイ…
「ん…んんっ…はぁっ…はぁん…」
彼の舌が私の口の中を撫でまわすと、私の腰がまたいやらしく動いてくる。
「可愛いね、ゆめ。僕のゆめ…。僕だけの…」
彼が私のブラウスのボタンを外しながら、首すじにキスする。
そして、ちゅうって吸う。
あん。見えるとこにキスマーク付けないでって、いつも言ってるのにぃ。
でも、私は特に抵抗もしないで彼にされるまま…。
そして、彼は私のブラウスをはだけて、キャミをずり上げて、背中に手をまわしてブラのホックを外す。
あらわになった乳首を彼の唇が吸う。
「あ…あ…あん…ああん…」
私の背中が大きく反る。
身体がゾクゾクする…。
はぁ…はぁ…
どうしよう…私の身体…感じすぎ…。
彼が私のショーツを脱がす。
あ…私まだ脱いでなかったんだ…。
「パンツ濡れちゃってるよ、ゆめ。今日はパンツ履かないで帰る?」
彼がちょっと意地悪な顔で言う。
「えぇ…そんなの無理…」
「だよね。じゃあ今日は家に泊まってく? ずっといていいんだよ」
彼はちょっとうっとりした顔で優しく言う。
「無理…だよぉ…」
私の答えに、彼はふてくされた顔をする。
ちょっと子供っぽい感じの。
「どうして? どうしてそんな意地悪言うの? じゃあ、このパンツ返さない」
そう言って、彼は私のショーツを隠す。
ちょっと目がうるうるしてるようにも見える。
…? どうしたの?
紘夢…いつも割と変だけど、今日はかなり変だよ?