第29章 媚薬キャンディ(R18)
彼の指がぷにっとクリを押さえる。
「あっ…あっ…あっ…あんっ…」
私の腰がいやらしく動く。
そっと、そーっと、彼の指が円を描くようにクリをなでなでする。
「あっ…はぁ…はぁ…あんっ…」
何も…何も考えられない…。
自分の身体がそこしかないみたい…。
「気持ちいい…? ゆめ…」
「あん! 気持ち…いっ…! あんあん…」
「いやらしいね、ゆめの身体。いつも以上に…」
「あぁいく! いっちゃう…いっちゃうよぉ…あぁっ! あん! はぁ…あんっ…」
私の身体はガクガクと大きく震えて…いっちゃう…
はぁ…はぁ…はぁ…
いった後の私の身体…じんじんしてて…小さくプルプル震えてる…。
はぁ…はぁ…はぁ…
気を失ってしまいそう…。
「気持ちよかった…?」
彼が手で私の頬を撫でる。
「うん…はぁはぁ…」
そっと目を開ける。
紘夢の顔…近い…。かっこいい…。
彼が私に語りかける。
「僕のことどう思う?」
「かっこいい…。好き…」
「僕以外の男は必要?」
「いらない…。紘夢だけいればいい…。ごめん…ごめんなさい…」
私の目から涙があふれてくる。
「どうして泣いてるの?」
彼が優しく微笑む。はぁはぁ…紘夢…。
「わたし、もう他の男子と話したりしない…。ごめんね…。許して…。ぐすっ…ぐす…ぐすん…」
涙が…涙が…いっぱいあふれてくる。
「やっとわかってくれたんだね、ゆめ。
いいよ。許してあげる」
「うっ…ぐすっ…紘夢…。ありがとう…」
ああん、紘夢…優しい…。好き…。