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夢のあとさき、恋のまにまに
第10章 🩵沖田総司ルート
『夜の告白編』
屋根の上、月明かりの下で。
わたしの隣に腰を下ろした沖田くんが、ちょっと真剣な顔でこちらを向いた。
「ねえ、ももかちゃん。君が笑うたび、俺の胸の中が溶けていくみたいなんだ」
「……沖田くん?」
「ほんとは怖いよ?……こんなに好きになって、どうしようもなくなるの」
手を伸ばして、そっと髪を撫でられる。
そのまま、ゆっくりと額にキスが落とされた。
「……好きだよ。全部あげてもいいって思えるくらい、本気で」
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