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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第45章 輝く舞台、愛される存在


「2人とも…、まずは本当に、すっごくかっこよかった。胸が痛くなるほど、想いも伝わってきた。ありがとう。でも、努力も、気持ちも、想いも……今日は、彰の努力を報いたかったの」

その言葉に、爆豪も轟も一瞬むっと眉を寄せる。

でもすぐに思い出す。
は、そういう人だ。

ただ“強い”とか“かっこいい”とか、見た目の派手さや瞬間の熱で物事を選ぶ人じゃない。
人の努力や想いを、まっすぐ見てしまう人だ。

だからこそ、2人ともどうしようもなく惹かれてしまう。

怒りはもう、湧いてこない。

轟「……で。」
爆「今日……少し。時間くれ」

ぴたり、と睨み合う。

轟「俺が先だ」

爆「ふざけんな、俺に決まってんだろ」

空気がビリビリする。

「ちょっ…もう、わかったから。みんなと色々お話した後ね」

轟「あぁ」
爆「わーった」

2人は不服そうにしつつ、約束は守る。

そのあと、どんな想いで衣装を考えたのか。
どんなふうにデザインを詰めて、どうしてあのドレスになったのか。

ひとつひとつ、全部話してくれた。

「………」

みんなの思いがあまりにも嬉しくて。
私のために、そんなに考えてくれて。
涙が溢れそうになった。

「ありがとう…みんな。私、ほんと幸せだ…」

蛙「みんな先生が好きだからよ」
麗「うん!先生のためなら、ウチら頑張れる!」
切「おう!当たり前っしょ!」

あまりにあたたかい言葉に、は必死で涙をこらえていた。

そして話が終わり、はまず轟に連れ出され、寮の中庭へ向かった。
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