第45章 輝く舞台、愛される存在
職員室に足を踏み入れると、そこにいる相澤以外の全員がにやぁぁぁっと意味深に笑っている。
ミ「あら♡ 今日のお姫様の登場ね~?」
ス「いや~先生、今日は眩しかったですわ!」
ブ「うちの生徒も騒いでたぞ。プリンセスだー!つってな」
根「みんなでドレスを考えただけあるのさ!」
「ちょっ…校長先生まで…っ!なんで教えてくれなかったんですか!」
赤面しながら詰め寄る。
ミ「うふふ♡サプライズ成功ね」
「も~~!!びっくりしたんですから!」
マイクは腕を組んでふんぞり返る。
マ「つーかよ!!俺だろ俺!!なんで俺じゃねぇんだ!!」
「ひ、ひとりひとり素敵だったんですよ!?ほんとに!」
横で相澤が眠そうに腕を組んでいる──が、耳が赤い。
ミ「でも相澤くん?最後のあなた、かわいかったじゃない?」
マ「そうだよ!!香山先輩が言うから最後譲ってやったっつーのに!もっとあっただろ!!大人なんだからよ!!ぐいっと!キュン!とさせるひと言!!」
相「…俺にそんな芸当できるわけないだろ。あれが精一杯だ。そもそも出る気なんか…」
ミ「あら本当?自分で出たいって言えないから、私が無理矢理出してあげたことにしてたんだけど、悪かったかしら?」
相「……」
ス「でも実際、歓声すごかったですねぇ…」
「も、もうやめてください…!」
顔真っ赤。
ミ「いいのよ、もっと自覚しなさい?今日あなたに落ちた生徒も教師も何人いると思ってるの?」
「そ、そんなっ……!」
ブ「ま、あれだけ可愛がられればな。俺も出るべきだったか!」
ス「来年は先生側のバトルロイヤルってのもありだったりしますかねぇ〜。私も挑戦してみようか!」
と相澤を置いて、笑いに包まれる職員室。