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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第45章 輝く舞台、愛される存在


石村に抱き上げられたまま、温かい拍手と歓声に包まれてステージを後にした。

舞台袖に降りると、照明の熱と、客席の熱気と、胸に残ったいろんな想いが一気に溶け合って、膝が震える。

「……すごかったぁ……」

石村はまだ耳まで真っ赤。
でも、しっかりを支えたまま優しく下ろす。

石「本当に……本当に、ありがとうございました……!一生忘れません……!!」

「こちらこそだよ彰。すごく、素敵だったよ」

その一言が、石村の胸の奥にまっすぐ届く。
石村は“泣いちゃいけない場面だ”と必死で堪えるように顔をくしゃっとさせて、深々と頭を下げて控え室へと戻っていった。

衣装を脱ぎ、落ち着いた服に戻ったが会場の出口へ向かうと、

壊「さん!!!」

壊理ちゃんが、ぱあぁぁっと光った笑顔で走ってきた。

その後ろには通形と緑谷もついてきている。

壊「すごかったの!すっごく……すっごくきれいだった……!おひめさまだった!!」

その笑顔に、胸がぎゅっとなる。
は思わず壊理ちゃんを抱きしめた。

「壊理ちゃん……良かった…っ!!」
壊「えへへ……!」

嬉しそうにぎゅうぅと抱きつき返してくる壊理ちゃんの温かさに、の目にも涙がにじむ。

通「いやー!さん、本当に綺麗だった!」
緑「本当です!!ぼ、僕も……胸が熱くなって……っ!」

祝福を受け、ようやく文化祭が終わったことを実感する。

そのあと片付けをみんなで終え、最後の職員集合のため、は静かに職員室へと向かった。
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