第45章 輝く舞台、愛される存在
そして──
が止まったのは、
……石村彰の前。
会場が一気にザワつく。
「え……?」「サポート科……?」
「まさかの……!?」
石「えっ…………?」
深く息を吸って、まっすぐ彼を見る。
「……彰」
名前を呼ぶと、一気に沸く会場。
「きゃああああああ!!!」
「心の選択きたあああ!」
「みんな本当にかっこよくて…、素敵でした。心を揺さぶられて、胸が何度も苦しくなるほどでした」
一度全員を見渡して微笑む。
「でも……彰の衣装からは、“積み上げた努力”が、一番強く伝わったの。私のために夜遅くまで何度も試作して、細かいところまで妥協しなかったって聞いて……とても、嬉しかった。胸の奥が温かくなった」
石村、唇を震わせる。
「ありがとう。彰の努力……ちゃんと届きました」
石「っ……!う、うれ……し……ありがとうございますっ……!!」
涙こらえながら深く頭を下げる。
「いい話すぎるやろ……」
「努力が報われる展開泣く……」
「石村くん優勝おめでとう!!」
会場には涙する者も居た。
「それでは!一度掃けてから、先生と優勝者・石村くん2人によるラストエスコートです!!!」
司会者がそう言うと、全員からステージを後にする。
も控え室へと戻り、サポート科が作ってくれた衣装へと再度腕を通す。
そして控え室まで石村がお迎えに。
震える手で、そっとに手を差し出す。
石「……い、行きましょう、先生」
「うん、よろしくね彰」
その瞬間、石村の耳まで真っ赤になる。
控え室から会場までエスコート。
そしてそのままステージに上がると、大歓声が待ち受けていた。
会場を一周し、温かい拍手に包まれながらステージ中央へ戻る。
2人でお辞儀した後。
石村がを抱き上げる。
「わっ…」
「以上をもちまして!!文化祭特別企画!!“先生プロデュース対決!!”全行程終了です!!ありがとうございましたー!!」
「「「ありがとうーーー!!!」」」