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恋の詩【D.Gray-man】

第1章 黒の教団


ジリリリリ

ジリリリリ

ジリリリ バンッ

「……仮眠終了……。」

机に伏せて寝てたから肩回すとポキポキと音が鳴る。

まだまだ寝足りないけど、図書室に行って仕事の続き……の前にご飯食べてからにしよっかな…。

ジェリーにサーモンのサンドイッチ作ってもらお。


食堂の近くまで来た時に下の階から怒る声が響いた。この声はユリかな。確かティナと、神田の3人で任務に……これ神田と揉めてるな絶対。

エントランスの声がした方へ行くと案の定ユリが神田にキレてて、ティナがなだめてるような状況だった。

「あ、ティアただいま。」

「ティナ、ユリ、神田おかえり。任務お疲れ様。喧嘩してどうしたの?」

「もー聞いてよティア!神田のやつ私とティナ置いてったんだよ!ティナは支援タイプだから2人で守らなきゃいけないってのに!」

「うるせえ吠えるな。お前らの足が遅いのがわりいんだよ。」

「置いてくアンタが1番悪いでしょー!」

戦闘でティナのバレッタが壊れてしまって余計にユリが怒ってるようで。

「ユリ、ユリ、大丈夫だって。ジョニーに直せそうか聞いてみるから。」

「ゔ〜…だってそのバレッタ、大切なものだって……。」

「油断してた私も悪いし、神田も欠片を拾うの手伝ってくれたんだから、ね?もう怒らなくてもいいよ。」

「…うん。」

ため息をついて、悪かったなと上への階段の方に歩いていった神田。ほんとメルクちゃん同様素直じゃないな。

「ティアはこれから仕事?」

「仕事の前に軽くご飯食べようって思ってて、ティナとユリも一緒に行く?」

「行くー!怒ってたらお腹すいちゃった。」

「じゃあ食べたらティアと一緒に科学班フロアに」


[こいつアウトォォオオ!!!!]
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