第2章 黒の教団壊滅事件
「終わらねェ…このまま一生終わらねェんじゃねェかな…。」
「転職しようかな…。」
「オレこのまま眠れんなら一生目覚めなくていいやぁ。」
「諦めんなよ、多分終わるさ…。」
みんな残業でぐったりしてる中リナリーとティナがコーヒーを持ってきてくれた。
「おつかれさま。はいコーヒー。」
「ティナありがと…。」
「ティアもマービンもクマひどいね…。いつから寝てないの。」
「「三徹。」」
「…本当にお疲れ様。マービンはともかくティアは今からでも夜はちゃんと寝る習慣付けなきゃ。下世話だけど、子供出来てもそんな無茶してたら流れちゃうわよ。」
子供という単語に思わずコーヒーを吹き出しそうになり噎せ返る。
考えたことも無くはないけど、籍入れてまだ2ヶ月ぐらいだし
「まあ、来年ぐらいには、かな……。」
それまでに仕事が多少でも楽になればいいけど。
ガションガションガション
「おーいみんな起きてるー?」
バカでかいロボを引き連れ図書室へ入ってくる室長。昨日から見ないとは思ってたけど仕事せずに何作ってんだあの人は。
仕事が楽になるって謳い文句してるけど室長ってこういう時何かしらやらかしたりするんだよな。関わらないようにしとこ…。
「…ねえティア、ロボットってコーヒー飲んで大丈夫なの?」
「え?」
ドンッッ